Parallels Plesk Panel の仮想ディレクトリとは、サーバのハードディスクに存在している既存の物理ディレクトリへのリンクです。 仮想ディレクトリには、カスタム ASP.NET 設定やアクセス権限や URL パスワード保護といった様々な特定の設定があります。
どの仮想ディレクトリもカスタマイズ ASP.NET 設定などの独自の設定を持つことができるため、仮想ディレクトリは、特に ASP.NET で書かれた Web アプリケーションの設定に大変有効です。 例えば、ASP.NET バージョン 1.1 を使用している Web アプリケーションが 3 つあったとして、ASP.NET バージョン 2.0 を使用している Web アプリケーションを 1 つインストールする必要があった場合、ASP.NET 2.0 アプリケーション用に仮想ディレクトリを作成してそのディレクトリの ASP.NET 構成を設定し、このディレクトリに対してのみバージョン 2.0 を有効にして、必要なアプリケーションをインストールすることができます。
仮想ディレクトリはエイリアスとしてもご利用いただけます。 例えば、物理フォルダ「/my_data/web_apps/forum
」のドメイン「example.com」に Web アプリケーションがインストールされているとします。 この Web アプリケーションにアクセスするには、ユーザは「
example.com/my_data/web_apps/forum
と入力しなければなりませんが、これは長すぎて覚えるのも入力するのも大変です。 そこで仮想ディレクトリ「」
forum
」を仮想ホストのルートに作成し、この仮想ディレクトリを「/my_data/web_apps/forum
」にリンクします。すると Web アプリケーションにアクセスしたいユーザは「example.com/forum
」と入力するだけで済みます。これならずっと短くて覚えるのも簡単です。
仮想ディレクトリをブラウザに開くには以下を実行してください。